神霊学研究会

　散歩に出掛ける途中に公園が有ります。池には鴨やアヒルの群れが仲良く戯れて居たりくちばしでつついて喧嘩をしたりして居ます。日だまりの中で泳いで居るのを見たり、真っ白な羽根を付けたアヒルを見て居ると心が和みます。そして視線を上に向けると木々を見つめる事が出来ます。穏やかな春には桜の花、薄紅色の花びらを見て居るといつも思う。なんて控え目な色や香りなんだろうと。季節は移り変わりつつじや紫陽花、そして黄色い銀杏の木。やがて秋風に誘われて、ひらひらと地上へ舞い降りて来る。そして冬、揺らいで居る柳の葉は何処か寂しそうで有る。木の枝や葉、植物を見て居ると一つ一つが太陽の日差しを浴びようとして居るのが分かる。回りの一つ一つに気遣いながら、思い遣りながら、互い違いに育って行きます。螺旋状に、渦巻き状に。

　時として現実から視界を広くして自然に触れ合う事はとても大切な事だと思う。自然は嘘を付かない。宇宙の真実を教えてくれる。自然の中に居る私達はそんな自然の中に生かされて居るのだから、其の掟を破って仕舞ったらやはり、心が身体が歪んで仕舞うと思う。光先生の浄霊を受けますと、目を閉じて居ても明るい光が燦々と降り注がれているのが分かります。そして、小春日和の様な遠い遠い昔で感じた様な穏やかな心持ちに成ります。桜の花びらの様な控え目な色と香り、植物の葉の様に互いを思い遣る優しさ、そんな自然の温かさが浄霊の中に有る気がします。神霊治療は神との交流です。自然を敬い尊い平和な祈りでなんとか此の人を癒してあげたいと云う強い想いが神に通じたのならば神は癒すための力を貸して下さると思います。そんな想いがいつまでも出来る様に、自然と調和して一体と成る様に心掛けたいと思います。

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最終更新日: 2006年 2月 14日 火曜日