全身骨格調整は神霊学研究会やビームライト研究会の治療とは異なり、唯一患者さんの身体の歪みを術者の目で見て、手や足で触れて確認出来る治療です。そして表面に表れて居る身体の歪みは内臓系の愁訴の表れでも有ります。実際に肩凝り、頭痛、腰痛、背部痛、風邪等、様々な症状で有っても調整時に腹部のマッサージは必ず施す様にして居ます。風邪で発熱して居る時等、腹部は全体にカチコチに成って居る事が多いです。以前、講座の中で光先生が『血液は腸で造られる。』と云われた事が有ります。腸の動き、流れが正常でないならば腹部を施術する法はとても重要だと思われます。又、慢性的な頭痛、肩凝り、腰痛等は腹筋の弱さも関わって来ます。現在聖士會館では運動面の自己治療として、犬歩き、逆立ち歩き、バラコンバンド等をして戴き、他力本願でなく自分の病気は自分で治すと云う事を指導して居ます。
　全身骨格調整をして身体の歪み、愁訴を取り除くお手伝いをしても、食事、ストレス、環境、運動不足等に因り、又元の歪み、愁訴が復活する事も多々有ります。其の様な事を踏まえて宇宙の秩序と身体の歪み取りをこれからも学んで行きたいと思います。